「最近ネットが重い気がする」「動画が止まるのはうちだけ?」
「最近ネットが重い気がする」
「動画が止まるのはうちだけ?」
そんなとき、自宅やスマホのネット回線が本当に“遅い”のか、客観的に調べられるのが「速度測定サイト」です。
この記事では、ネットの速度を手軽にチェックできるおすすめサイトを10個厳選してご紹介します。各サービスの特徴や用途に合わせた選び方、注意点などもまとめているので、ぜひチェックしてみてください!
ネット速度測定サイトのおすすめ用途別まとめ
サイト名 | 特徴 | 向いている用途 |
---|---|---|
Speedtest.net | 世界的定番・詳細な測定 | 全体的な速度把握 |
Fast.com | Netflix公式・即時測定 | 動画視聴に強い回線確認 |
Google スピードテスト | 検索だけで測定できる手軽さ | とにかく早く知りたいとき |
BNR スピードテスト | 軽量で簡易的 | 古い端末や低速環境に◎ |
Radish | 日本回線に最適化 | プロバイダ比較もしたいとき |
nPerf | 多機能&高精度 | 通信の品質まで分析したい |
OpenSpeedTest | HTML5で軽量 | 端末・OS問わず使いたい |
Speedcheck | ジッター測定あり | 通信の安定性を知りたい |
USEN GATE 02 | 国産で安定 | 国内プロバイダ測定に |
Cloudflare Speed Test | CDN視点の速度測定 | ネットワーク全体の品質確認 |
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ネットの速度を測るおすすめサイト10選
1. Speedtest by Ookla(スピードテスト・バイ・ウーラ)

「Speedtest by Ookla」は、世界中で圧倒的なシェアを誇る速度測定サービスのひとつです。シンプルな操作性と高い信頼性が特徴で、アクセスするとすぐに現在地に最も近いサーバーを自動で選択し、ダウンロード速度・アップロード速度・Ping(応答速度)を測定してくれます。
測定は数十秒で完了し、測定結果の履歴を保存する機能もあるため、回線の速度変化を定期的にチェックしたい人にも便利。PCでもスマホでも使えるだけでなく、iOSやAndroidアプリも提供されており、外出先でも測定が可能です。
また、テスト後に表示される広告が控えめで画面が見やすいため、初めて使う人にもわかりやすい設計になっています。迷ったらまずこのサイトから試してみるのがおすすめ。

2. Fast.com(Netflix公式)

「Fast.com」は、動画配信サービスでおなじみのNetflixが提供する速度測定サイトです。特徴は何といってもその「シンプルさ」。アクセスした瞬間に自動で測定が始まり、数秒後にはダウンロード速度の結果が表示されます。
表示される数値は、主にNetflixなどの動画ストリーミングサービスを利用する際の実効速度に基づいており、動画の再生が途中で止まる・画質が落ちるといった問題が発生しないかをチェックするのに最適です。
基本はダウンロード速度のみの表示ですが、設定を開けばアップロード速度やPingなども確認可能。広告は一切なく、データも軽量でモバイル通信時でも安心です。
特に「動画が重い」「YouTubeやNetflixが止まる」と感じている方には、真っ先に使ってほしいサイト。
3. Google スピードテスト

Googleのスピードテストは、「スピードテスト」とGoogle検索で入力するだけで使える超手軽なツールです。検索結果の上部に表示される「速度テストを実行」ボタンを押すと、すぐにダウンロード速度・アップロード速度・Pingの測定が始まります。
この測定ツールは、オープンソースで信頼性の高いMeasurement Lab(M-Lab)のシステムを利用しており、GoogleとM-Labの共同開発により、非常に正確な計測結果が得られます。
特別なアプリのインストールも不要で、PCでもスマホでもブラウザさえあればすぐに利用可能。計測時間も短く、データ量も少なめなので、通信量が気になるスマホユーザーにも優しい仕様です。
「今すぐサクッと測りたい!」というときに最適なスピードテストです。
4. BNR スピードテスト

「BNRスピードテスト」は、日本国内のインターネットユーザーに昔から親しまれている定番の速度測定サイトです。特徴は非常に軽量な構造で、画像ファイルの読み込み速度を基準にした実測値に近いスピードテストを実施する点にあります。
JavaScriptベースで動作しており、Flashや専用アプリが不要なため、古めのPCや低スペックな端末、スマートフォンでも問題なく利用できます。回線速度に自信がないとき、あるいは動作が重たい環境下でも、サクッと測定できるのが嬉しいところ。
また、測定結果を表すバー表示が見やすく、下り・上り・Pingの情報は出ない代わりに、日常的なWeb閲覧に近い体感速度が把握できるのがポイント。とくに初心者やPCに不慣れな方にも使いやすいサイトです。

5. Radish Network Speed Testing(ラディッシュ)

「ラディッシュ・ネットワークスピードテスティング」は、国内ユーザー向けに作られた本格的な測定サイトで、回線ごとの平均速度やプロバイダー別の傾向まで分かるのが大きな魅力です。
測定では、一般的な下り・上りの速度に加え、回線種別や時間帯の混雑状況などの傾向も把握できます。また、測定後に表示される他ユーザーとの比較機能により、自分の環境が「平均より速いのか・遅いのか」が分かるのも便利なポイント。
特に「どのプロバイダーに変えたら速くなるのか?」といった回線乗り換えを検討している人におすすめ。固定回線ユーザーにはもちろん、モバイル回線利用者にも対応しています。

6. nPerf(エヌパーフ)

「nPerf」は、フランス発の高機能ネットワーク測定ツールで、インターネットの品質を多角的に測定したい人向けのサイトです。通常の速度測定に加え、Web閲覧速度・YouTube動画再生テスト・ジッター・ローディング時間などもチェックできます。
測定結果は非常に細かく、グラフや数値が視覚的に表示されるため、初心者でも結果を理解しやすいのがポイント。また、結果を履歴として残せる機能もあるため、時間帯ごとの変化を確認したい方にも便利です。
モバイル版アプリ(iOS/Android)も用意されており、移動中やWi-Fi環境の違いによる変化もチェック可能。細かいデータを見たい人や、通信の“質”まで気になる人にとってはベストな選択肢のひとつです。
7. OpenSpeedTest(オープンスピードテスト)

「OpenSpeedTest」は、完全HTML5ベースで動作する軽量&高精度な速度測定サイトです。ブラウザさえあれば、OSやデバイスを問わず利用できるのが最大のメリット。アプリやFlashを使わないため、セキュリティ面でも安心して使えます。
インターフェースは非常にシンプルで、測定したいサーバーを自分で選ぶことも可能。通信回線の負荷状況や海外サーバーとの接続状態などを確認する際にも便利です。
とにかく動作が軽いため、スペックが低めの端末や古いPC、スマホなどでもストレスなく測定ができます。ブラウザだけで簡単に測りたい人、海外サーバーとの接続も確認したい人におすすめです。

8. Speedcheck(スピードチェック)

「Speedcheck」は、洗練されたUIとジッター・Pingまで測れる精密テストが魅力の速度測定サイトです。測定結果を履歴として保存できるため、「朝・昼・夜で速度に差があるか」を調べたいときにも役立ちます。
スマートフォン版アプリも高評価で、回線の安定性や変動を定期的にチェックしたい人にぴったり。測定時には現在のネットワーク環境を自動検出し、Wi-Fiかモバイルか・ネットワーク名まで記録してくれます。
また、測定後には「速度がどれくらいなら動画が快適か」「ゲームがラグなく動くか」なども表示されるため、実用的なアドバイスが欲しい人にも向いています。

9. USEN GATE 02 スピードテスト

「USEN GATE 02 スピードテスト」は、日本の老舗プロバイダー「USEN」が運営する測定サービスです。スマートフォンにも完全対応しており、ブラウザベースで簡単に下り・上りの通信速度を測定可能です。
USENの測定ツールは、国内環境に最適化されており、特に日本のプロバイダー間での実速度比較や、スマホのキャリア回線の速度測定にも強いです。結果はグラフィカルに表示され、視覚的にも分かりやすい構成。
また、通信環境の「安定性」も表示されるため、ただ速さだけを見るのではなく、安定した接続を求める人にとっても非常に役立つサービスです。
10. Cloudflare Speed Test(クラウドフレア)

「Cloudflare Speed Test」は、インターネットの裏側で動くCDN(コンテンツ配信ネットワーク)大手Cloudflare社が提供する測定サイトです。一般的な速度測定に加え、複数のエリアからPingを測定し、ジッターやパケットロスもチェックできます。
通常の「速さ」だけでなく、回線の品質・安定性・レスポンスタイムのブレなど、かなり高度な情報まで把握できます。表示されるグラフは動的に変化し、視覚的にも楽しめるのが特徴。
Web制作者やシステム管理者、ネットワークに詳しいユーザーにも支持されており、「自宅ネットの“体感”と“品質”の差」を見極めるのにぴったりです。

速度測定のときに気をつけたいポイント
速度測定は簡単ですが、以下の点に注意することでより正確な結果が得られます。
- できるだけ有線接続(LAN)で測定する
- 他のアプリや動画再生を停止してから測定
- 時間帯による混雑(特に夜間)はブレが出やすい
- Wi-Fiルーターの位置や品質も影響する
あれ?速度が遅い?というときの対策
測定結果が「遅い」と感じたら、以下の見直しも効果的です。
✅ Wi-Fiルーターを最新モデルにする
ネットの回線契約自体が1Gbpsや10Gbpsでも使っているWi-Fiルーターが古いモデルや安物だと速度が思うように出ないことも。
回線に合ったルーターを買い直してみるのもアリ。
✅ 有線LAN接続に切り替える
無線接続の場合障害物が多いと速度が安定せず通信が不安定になることが多いので有線で接続できる機器の場合は有線で接続し直してみましょう。
また、LANケーブルも規格によって速度の上限が変わってくるのでカテゴリー6以上のものを選ぶようにしましょう。

SwitchやPS5にも裏面にLANポートがあるよ!
まとめ|複数のサイトでチェックして、平均を見るのが◎
ネットの速度は、測る時間帯・デバイス・回線状態によって大きく変動します。
そのため、複数のサイトで測定して平均を取ることが信頼性のある判断材料になります。
また、回線が遅いからといってすぐにプロバイダを変える前に、ルーターやケーブルなど身近な機器の見直しから始めてみるのもおすすめです。
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