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【ドラム 叩いてみた レコーディング】ドラムのレコーディングってどんなマイクを使うの?セルフレコーディングに役立つマイクについて解説します!

こんにちは、みずまるです。

前回ドラムの演奏してみた「叩いてみた」をやるための手順を大まかに説明したのですが、この記事ではドラムのレコーディングで役立つ

マイクの選び方やドラムセットに対するマイクの当て方について説明していこうと思います。

みずまるブログ
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目次

ドラムセットにマイクを当てる前に知っておくべきこと

ドラムセットはベースやギターと違い当てるマイクの本数が圧倒的に多いです。

その理由としてはひとつひとつのパーツの細かい音の調整が可能になることが主になります。もちろん全てのパーツに同じマイクを当てればいいというわけではなく、それぞれが奏でる音の特徴によって使い分ける形になります。

マイクには大きく分けて「コンデンサーマイク」と「ダイナミックマイク」があり、

コンデンサーマイクは振動や湿気に弱いという弱点がありますが、感度が高く細かい音を拾うのが得意なため金物(シンバル)などの音を拾うのに向いています。

対してコンデンサーマイクは48vの電源を必要とするので使用する際はインターフェース側の「+48v」又は「PHANTOM」と書かれたスイッチを押す必要があります。

各パーツに合ったマイクを選ぼう

上にも書いたように全てのパーツに同じマイクを当てるのではなく、それれのパーツから出る音の特徴にあったマイクを使うことが重要です。

太鼓系のマイク

スネア

スネアは基本的に表の打面側と裏のスナッピー側に一本ずつマイクを当てます。
音の特性上レコーディングをする際はスナッピー側のマイクの位相を反転させて使用します。(位相の設定はDAW側でやります)
使うマイクは基本ダイナミックマイク
使用例↓
SHURE SM57
ザ・ド定番の楽器用マイク。トップとボトム両方使用可。
値段も比較的安く、無料レンタルしているスタジオも多いので初心者にもオススメ。・audio-technica ATM23
こちらは超指向性なので他のパーツの音を拾いにくいです。
こちらもトップとボトム両方に使えます。
また、SM57と比べて小柄なのでセッティングがシビアな方にオススメ。
豆知識

スネアと金物を近めにセッティングした場合、
スネア用のマイクが金物を拾ってしまいスネア単体の音の調節が難しくなってしまうことがあります。
そんな時は音のかぶりを物理的に遮断してくれるドラムマイクシールドというものがあるのでぜひ参考にしてみてください!

バスドラム

キックには基本インとアウトに一本ずつマイクを当てます。
インは打面にビーターが当たる音と胴鳴りを拾い、アウトはフロントヘッドから出てきた音を拾います。
また、バスドラムとフロアタムは低音が多く出るため低音に特化したマイクを使用します。
使用例↓
Sennheiser MD421
インアウト両用。
タムにも使用できる定番マイクです。値段が高いのが難点。
SHURE BETA52A
アウト用。
こちらも昔から長く使われている低音用マイクです。ホルダー一体型で小柄なのでセッティングもしやすいです。・SHURE BETA91A
イン用。
こちらはバウンダリーマイクと言って、バスドラムの中に置いて使うマイクです。
昨今のロック/メタル系の「あのアタック音」が拾える(らしい)・SOLOMON MICS LFRQBLK
このマイクは珍しい形をしているのでみたことがある方もあるのではないでしょうか。
発端はYAMAHAのSUBKICKという製品なのですがそちらは既に販売終了しており、後継機的な立ち位置で使用されています。
ウーハー用のスピーカーユニットをマイクとして使用している一風変わったマイク。
普通のマイクでは拾えないようなかなり低い音域まで収録可能。
SHURE BETA52A-X【P10】

タム

タムは打面側に一本マイクを当てて収録するのが基本です。
また、タムは使うインチ数が大きくなるほど低音域が強く出るので大きさに合ったマイクを使うことが重要です。
使用例↓
Sennheiser MD421
こちらは先ほどバスドラムのところでも紹介しましたが、タムやフロアタムにも使用できます。値段が高いのが難点。・SHURE SM57
パンチが強い感じで拾うことができ、激しめのロックなどに向いていますが多少ローが少なくフロアタムなどには向きません。・SHURE BETA56A
BETA52Aと形状が似ておりホルダー一体型なのでセッティングしやすいのが特徴です。また超指向性なので他のパーツの音を拾いにくいです。

金物系(シンバルなど)

オーバー、シンバル、ハイハット、ライドシンバル

ドラムセットは音が上に広がっていくので、ドラムセットの左右上側にマイクを設置します。またその際にシンバルの音も一緒に収録するため金物に特化したマイクを使用しましょう。
また、ハイハットとライドシンバルはリズムを刻む際細かい表現をしっかり拾うためにそれぞれ一本ずつ金物用のシンバルを当てます。
どちらもコンデンサーマイクを使用
使用例↓
Neumann KM184
THE・高価なマイク。クセがなくクリアな音で収録可能
AKG C451B
僕的にオススメな金物用マイク。比較的定番な金物用マイクでレンタル機材として置いてあるスタジオも多いです。「しごいちビー」なんて呼ばれたりしています・AKG C414XLII
C414は元気で明るい音が取れます
紹介は以上です!
他にも色々な記事を書いていますので是非ご覧ください!
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この記事を書いた人

みずまるのアバター みずまる 管理人

ガジェットと音楽をこよなく愛する23歳。
2021年からガジェットと音楽機材の二刀流部ブログを始め、本年で3年目に突入。
幼少期からドラムを習っておりバンド活動も約5年ほど経験。
ガジェットのレビュー数はYouTubeの動画を加えて100件超。

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