ドライブに不可欠なものといえば音楽。長距離の運転もお気に入りの曲があれば更に楽しくなりますよね。
信号待ちのときに、なんとなく曲のリズムに合わせてハンドルの縁を指でポンポン叩いちゃったりすると思うんですけど、この前SNSをぼんやりと眺めているとそんな指ドラムにアクセントを加える車用シンバルというものを見つけました。
なんやこれめっちゃおもろそうやんって感じで実際に購入してみたのでレビューしていこうと思います。
- 指ドラムのちょっとしたアクセントになる!
- エアコンの通気口に取り付けて使える!
- 通気口のサイズが合わなくても両面テープでも固定できる!
- 海外発送なので破損のリスクは多少ある

車用ミニシンバルの特長

- いろんな出品者がいるが、だいたいどこも1,000円以下と激安
- 指ドラムのちょっとしたアクセントになる!
- エアコンの通気口に取り付けて使える!
- 通気口のサイズが合わなくても両面テープでも固定できる!
- 海外発送なので破損のリスクは多少ある

付属品

- シンバル
- スタンド部分
- シンバルとスタンドを固定するキャップ
- フェルト(本来は入っています)
今回筆者は海外発送で破損の恐れなどを考慮して2個セットのやつを購入したんですけど、両方ともフェルトが入っていませんでした。。。

本来ドラムセットのシンバルはシンバルスタンドに固定する際、グラつきを抑えるためにシンバルの上下にフェルトというかスポンジのようなものを挟みます。
ただ今回紹介するミニシンバルの場合、実際のシンバルのインチ数でいうと4インチぐらいしか無いのでギリなくても問題ありません。

本来はちゃんと付属してくるよ
きれいな音がなるように工夫されている


シンバルの周りの部分に3箇所パンチ加工のようなものがありますよね。
ドラムをやったことがある方は分かると思うんですけど、シンバルは安ければ安いほど音の響き(サスティーン)が悪く、ジャーンというよりはボーンという鈍い音が鳴ることがあります。
これは金属の厚みが均等では無いことやしなりが無いことから起こってしまうことなのですが、この製品もただの薄いアルミを伸ばしただけの金属なのでただ丸くしただけでは鍋蓋を叩いているのとそんなに変わりません。
そこでシンバルの3箇所に穴を開けて小さい金属パーツを噛ます事によって、金属同士がぶつかりあってカシャーンと鳴るように工夫されています。



要はタンバリンと似たような仕組みだね


車用ミニシンバルのデザイン
外箱


超無機質なただの段ボールに入っています。筆者は今回2個セットを購入したので、これが2つガムテープで固定されたやつを中華系通販などでよくあるグレーのビニール袋に入れられて届きました。


海外発送なので結構ベコベコです。



これはまあしょうがないかなぁ…


開けてみるとこんな感じ。超簡易的。
こんな感じの梱包なので2つのうち1つはシンバルがベコベコに潰れて届いてしまいました。
いろんな出品者から似たようなミニシンバルが販売されていますが、基本的にどれも海外発送になると思うので、破損が心配な方は複数口で買っといたほうがいいかもしれませんね。
2つ買っても1500円ぐらいで済みますし、運良く両方とも損傷なく届いたらハンドルの左右に設置して積極的に威嚇していきましょう。



シャンシャンシャンシャン


本体


シンバル本体。開封時はキズ防止の青いフィルムが貼られています。


車に固定する部分とアームのパーツ。


アームの先にくっつけてシンバルを乗せる部分のパール。ボールっぽいパーツにくっつけるので角度調整の自由度は高めです。


取り付けてみるとこんな感じ。写真のネジ山が出ているところにシンバルをつけます。


全部組み立ててみるとこんな感じ。写真で見てみるとやはりフェルトがないのでかなり貧弱に見えますが、実際に設置する際は上の部分しか見えないのでそこまで違和感はありません。
固定方法


どのミニシンバルを買っても基本的に付け根は上の写真のような作りをしています。
丸い筒のようなところがくるくると回るようになっていてそこを回すと裏側のフックが伸びるようになっています。
基本的にエアコンの吹き出し口に固定するのですが、フックの部分が6.7cmぐらい伸びるので大抵の車種には対応できると思います。
実際に設置する様子はこのあとの見出しにてご紹介しますが、仮に固定できない場合でも裏面に両面テープが付いているので最悪ダッシュボードに貼り付けることも可能です。



ただ、フックを内側に完全にしまうことが出来ないから
ダッシュボードの曇り止めのところに被せて貼り付けるといいかも!
実際に取り付けてみた
参考例① トヨタライズ右側




右側の吹き出し口に取り付けてみるとこんな感じ。筐体自体は結構小さいんですけど、実際に取り付けてみると意外と場所を取ります。
右側にスマホルダーやドリンクホルダーがあるタイプの車は完全にそれらを潰す形で設置することになるので利便性が落ちてしまう印象。
参考例① トヨタライズ 左側


こちら側はそのままつけると完全にナビに干渉してしまいます。筆者の車は9インチのディスプレイオーディオが付いているんですけど画面が感圧式なのでシンバルが当たって誤作動してしまいます。


ただ、意外とこのミニシンバルのクランプは結構優秀でフックを逆さまにした状態でも取り付けが可能で写真のように逆に取り付けてみたら鑑賞することなく固定が出来ました。
振動で外れたりしないぐらい結構しっかり固定できるので走行中に落ちてくる心配もないかと思います。
参考例② ホンダ Nシリーズ 運転席側


Nシリーズの運転席の左右は軽自動車によくある丸いタイプの吹き出し口があるんですけど、N-VANに限ってはちょっと奥まったところにあるので取り付けることが出来ても干渉するところが多いのでちょっと厳しいかもしれません。
(N-BOX WGN ONEは大丈夫だと思います。)


ただ右側に関しては上側に曇り止めの吹き出し口があるので上の画像のようにして取り付けると結構しっかりハマってくれます。
参考例② ホンダNシリーズ 助手席側


助手席に関してNシリーズはどれも似たような作りをしているので共通して問題なく取り付けられると思います。
こういう普通の形をしたエアコンが1番取り付けやすいですね。


車用ミニシンバルに関するよくある質問
車用ミニシンバルのレビューまとめ


- 運転中の指ドラムのちょっとしたアクセントになる
- 取り付け方法や角度調整が結構柔軟にできるので大体の車に取り付け可能
- 海外発送なので損傷の可能性がある
車用ミニシンバルをレビューしました。運転中にやる指ドラムのちょっとしたアクセントになるアイテムですが、個人的に運送の仕事をしている方の気分転換におすすめできるのかなと思います。
シンバル自体の作りがちょっと貧弱なのとフェルトが入っていなかったのが残念な点ですが、Amazonで安ければ500円程度で購入できることからギリ許容範囲なのかなとも思えます。
フェルトが入っていないことに関してはTwitterで実際に使っている人を見てみると、その人たちもフェルトが付いていない状態で使っているので元から付属してこない仕様なのかもしれませんね。
運転の気分転換やお子さんのおもちゃにいかがでしょうか?今回は以上です。
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