この記事ではAnkerのChargerという6台同時充電が可能で最大112W出力まで出せるハイパワーな充電器をご紹介します。
この充電器自体はすでに発売されているアイテムですが、今回2025年6月19日に本体カラーがブラックのモデルが追加され、それに伴いAmazonやAnker Storeでは初回限定で10%引きになるクーポンも配布されているみたいなので気になった方は早めにチェックすることをおすすめします。
- 端子はUSB-A×3、USB-C×3の計6発搭載
- USB-C端子の1つは30Wまでの出力に対応しているのでスマホの急速充電やMacBook Airの充電も可能
- 112Wと高出力なのにサイズが手のひらサイズと非常にコンパクト
- 滑り止めが4箇所付いているので硬いケーブルを接続してもズレる心配なし
- ケーブルホルダーが付属してくるのでケーブルが散らからない
カラー展開は2色

端子の向きと値段って結構重要
複数台のデバイスを同時に充電できる充電器にみなさんが求めるものはなんだろうか?充電スピードや端子のタイプ、最大出力など様々あると思うが、筆者が1番重要だと思うのは端子の向きと値段。
端子の向きというのは充電ポートがどのような向きや角度で搭載されているのかという事を指しているのですが、以下の画像のような充電器はよく見かけるが個人的にはあまり好みではない。

リビングの大きなテーブルで家族と共有したり会社で使う目的であれば適していると思いますが、一人で使うとなると充電器のいろんな向きから端子が生えているのでケーブルがとっ散らかってしまい正直スタイリッシュにはならない気がします。
あとは値段。こういった複数端子が搭載されている充電器は価格設定が両極端なことが多いです。ノートパソコンやスマホなどの電力を多く要するものを複数同時に接続しても充電が不安定にならないいい感じの充電器は最低でも1万円以上はします。
いい感じの充電器(一部)

こういったハイエンド充電器はスペックや値段が上がる分見た目もかっこよくなるので持っていることに対する優越感みたいなものは生まれますが、ガジェットにそこまで興味がない一般層はそもそもスマホやパソコンを複数台充電することがないのでここまで高価なものはいらない。
では逆に似たようなもので安いモデルはどうだろうか。

USBケーブルをたくさん刺せるという点では似ていますが、値段が落ちるとトータルの出力が65Wぐらいまでしか出ないものばかりで、単純計算で1ポートあたり10数ワットしかでないことになるので6ポート全てにケーブルを刺して充電した際、スマホの充電ができるかどうかも怪しいぐらいのスピードしか出ないことになるので正直ちょっと物足りない感じがする。
そこでちょうどいいのがこの記事でご紹介するAnker Charger (112W, 6 Ports, GaN)という製品。値段が5,000円未満と安価で112Wまで出力できて端子も6個あるというなんともちょうどいいスペックなんです。

アンカー チャージャー (112W, 6 Ports, GaN)の特長


- 最大112Wまで出力可能
- 搭載ポートはUSB-Aが3発、USB-Cが3発の計6発でUSB-Cの1つは30Wまで出力可能
- 手のひらに乗るぐらいのコンパクトなサイズ感
- ゴム足が付いているのでズレにくい
- ケーブルホルダーが付属してくるので配線が散らかりにくい
カラー展開は2色

付属品

- Anker Charger (112W, 6Ports, GaN)本体
- クイックスタートガイド
- 電源ケーブル
- ケーブルホルダー
ケーブルホルダーが付いてくる


6本のケーブルを固定しておける両面テープタイプのホルダーが付属してきます。常にケーブルを6本繋ぎっぱなしの状態でも絡まることなく収納しておくことが可能です。
ケーブルは付属していない
この製品は充電器のみでケーブルは付属してこない為、別途購入する必要があります。

Ankerのケーブルは安くて物持ちが良いから同じブランドで揃えてみるといいかも!


カラーは2色展開


カラーは2色展開。これまではホワイトのみの販売でしたが、2025年6月19日から新たにブラックが追加され2色から選ぶことが可能になりました。
充電ポートは6口搭載


充電ポートはUSB-CとUSB-Aがそれぞれ3発ずつの計6ポートあります。最大出力は以下の通り。
↓左から数えています↓
USB-A 1 | 12W |
---|---|
USB-A 2 | 12W |
USB-A 3 | 18W |
USB-C 1 | 30W |
USB-C 2 | 20W |
USB-C 3 | 20W |
ただしこれはケーブルを1本だけ接続した場合の最大出力なので、複数接続した場合は出力が制限されます。詳しくはこちらの見出しにて解説しています。
裏面には滑り止めがある


基本的に本体は横にして使うことになるのですが、底面には滑り止めのゴムが4箇所付いているので接地面に傷が付いたり、本体が動いてしまうのを防いでくれます。
サイズ感がかなりコンパクト


横に置いてあるのはこれまで筆者が使っていたELECOMのEC-ACD01というUSB-Aが6発刺さる充電器。
今回筆者はこのELECOMの充電器を約5年ほど使用し調子が悪くなってきたのでAnkerの充電器を購入したのだが、出力W数がAnkerの方が大きいのにサイズが小さいという点に非常に驚いた。
正直普段から持ち歩くようなものではないのでサイズ感はあまり気になりませんが、サイズが小さい分ちょっとしたスペースに隠しておけるので場所を有効活用できる点としてはとても良いですね。
重さは305g


重さに関しては結構ずっしりな印象。ただ、この点に関しては本体が軽すぎるとケーブルを引っ張った時にすぐ動いてしまって危ないので、これはこれでOK。
ちなみに先程登場したELECOMの充電器と比べると以下の通り。







持ち歩かないしそこまで気にする必要はないかなって感じ


Anker Charger (112W, 6Ports, GaN)のデザイン
外箱


本体


それぞれの充電端子の出力と複数接続時の注意点


Anker Charger (112W, 6Ports, GaN)は最大出力が112Wですが、接続する充電ケーブルの本数と接続するポートによって出力される電力の量が変化します。
充電ケーブルを1本だけ接続したときの最大出力
↓左から数えています↓
USB-A 1 | 12W |
---|---|
USB-A 2 | 12W |
USB-A 3 | 18W |
USB-C 1 | 30W |
USB-C 2 | 20W |
USB-C 3 | 20W |
複数ケーブルを接続した場合の最大出力
1本の場合 | 接続する場所によって変化します。 詳しくは上の表を参照してください。 |
---|---|
2本の場合 | 最大50W |
3本の場合 | 最大70W |
4本の場合 | 最大88W |
5本の場合 | 最大100W |
6本の場合 | 最大112W |
Anker Charger (112W, 6Ports, GaN)のレビュー






メリット① 値段が安いのに欲しいスペックがちょうどいい感じに搭載されいる


こういったケーブルをたくさんさせるタイプの充電器は値段が両極端で、高いやつはノートパソコンやスマホを複数台接続してもパワーがへたることなく充電できるんですけど、数千円のリーズナブルなモデルになるとそもそも最大出力が少ないので、消費電力が大きいものと小さいものを混在させると充電速度が極端に落ちたり充電そのものが不安定になったりします。
そんな中Anker Charger (112W, 6Ports, GaN)は112Wまで出力が可能なのでノートパソコンとスマホ+αのような充電の仕方をしても安定して電力を供給できます。更に値段も5,000円以下と結構リーズナブルな価格帯なのでかなりコスパが良いと言えます。
メリット② USB-CとUSB-Aが両方搭載されている


上の画像に載っている下の充電器はELECOM製のもので5年前に購入したものなのですが、当時はUSB-C端子の存在はあったもののデバイスに付属してくる充電ケーブルはUSB-A to Cのようなケーブルが多く、充電ポートはUSB-AとCが混在していました。
ですが現在はUSB-AよりCの端子が使われることが増え、デバイスに付属してくるケーブルもUSB-C to Cのものがかなり増えてきたため今回筆者は両方とも搭載されているモデルを購入してみました。
全部USB-Cになっている充電器も中にはありますが、まだそれを選ぶのはまだ時代的にちょっと不便がありそうなので端子が両方ともあるというのは安心できるのかなと思います。
メリット③ケーブルホルダーが付いてくる




正直筆者は箱を開けるまで知らなかったんですけど、ケーブルをまとめておけるゴムのホルダーが付属してきます。
充電ケーブルを6本全部つなげるとかなり散らかりやすくなるので、使っていないケーブルをこれにはめ込んでおくだけで床に散乱することもなくなってかなりスッキリします。



コレめっちゃありがたい
デメリット 縦置きは出来ない


Ankerのサイトを見てみると上の画像のような縦置きも可能と謳っている充電器もありますが、Anker Charger (112W, 6Ports, GaN)は側面が丸まっているので縦置きが出来ません。
側面の画像




横置きにした時にすべらないようにするゴム足が付いていることから縦置きを想定して作られていないことは明らかですが、縦置きにして使用したい場合は両面テープなどで固定するなど工夫が必要です。


Anker Charger (112W, 6Ports, GaN)に関するよくある質問
Anker Charger (112W, 6Ports, GaN)のレビューまとめ


- 6台の機器を同時充電可能
- USB-AとUSB-Cが両方搭載されているのでケーブルを選ばない
- 最大30W出力が可能でタブレットやMacBook Airの充電も可能
- 5,000円以下で112Wまで出力できるのでコスパ◎
- ケーブルホルダーが付属してくるのでケーブルが散らばらない
- 縦置きが出来ない
Ankerの急速充電器、Anker Charger (112W, 6Ports, GaN)をレビューしました。
5,000円以下で最大出力が112Wまで出せて単体のポートでは最大30Wまで出力できるので、とにかくコスパに優れているという点ではノールックで購入しても後悔しないレベルです。
ケーブルホルダーが付属する点が非常に嬉しく、なくてもいいけどあると便利と言うかゆいところに手が届くようなものですが、ケーブルを複数接続した状態で床に散らばっているとどれがどのケーブルなのかわからなくなりがちなところ、ホルダーにまとめておくことで使いたいケーブルをすぐ手に取れるのでコレはまじでメリット。
本体カラーのブラックが発売されたのと同時に数量限定で10%引きになるクーポンも配られているみたいなので気になった方はお早めに。
カラー展開は2色


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